こんにちは、Pencoです。私の娘は低出生体重児として生まれました。その娘を妊娠していた時のお話をしています。前回〜妊娠発覚〜の続きです。
初受診〜胎嚢が見える〜
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一般的に5w後半〜6w前半の間に受診するのが適切なタイミングのされています。早過ぎるとまだ胎嚢が見えない可能性があり、遅すぎると所性妊娠(子宮外妊娠)や切迫流産などの診断に影響することがあります。初回は産科だけではなく婦人科の病院でも診てくれます。
妊娠検査薬で陽性を確認した次の日。少し早いかなと悩みましたが、丁度仕事が休みだったので地元で有名な個人病院に電話で確認をしました。「まだ胎嚢が見えないかもしれないけれど診れますよ」とのことだったので受診することにしました。迷ったら聞くのが1番!
診察で、胎嚢が確認でき「おめでとうございます」と言われた時は嬉しかったです。
さっそくこの日に色々検査があり、子宮頸がん検査、梅毒血清反応、HBs抗原、HCV抗体、HIV抗体、風疹抗体、HTLV-1抗体、クラミジア抗体、の検査をしてもらいました。
妊婦なのに風邪!?
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風邪を引きました。仕事柄、菌には強く最後に発熱したのはいつ?という程頑丈だったのですが、さすが妊婦!免疫下がりまくりで全く良くならずにただの風邪で3日間寝込みました。市販薬が飲めないので病院を受診しましたが、受診した時には何故か熱がなく、鼻水の薬しか出ませんでした。(その後また発熱しましたが病院に行く気力もなかったので、ひたすら寝て自力で解熱しました)
心拍が確認できる
ついでに診察もしてもらえて、心拍確認できました!前回は小さい丸にしか見えなかった胎嚢が大きくなり、中に赤ちゃんがいることもしっかり見てわかりました。
職場への報告はいつ?
心拍が確認できた段階で直属の上司にだけ妊娠の報告をしました。行事の準備で重いものを運んだり装飾をするのに脚立に登ったり、子どもを抱っこするなど体に負担がかかる動きが多い仕事なので、沢山配慮していただきました。
一般的には、探偵気に入る12w頃から報告することが多いようです。が、職種や体調に合わせて判断すると良いと思います。
つわり
6wに入った頃から吐き気や怠さがあり、つわりかな?というところで風邪を引いたので、解熱後も体調は悪いままつわりのピークに入りました。
つわりの原因は実ははっきりと特定はされていません。有力視されている説としては
- 胎盤の絨毛から分泌されるホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が、嘔吐中枢などを刺激するため
- ホルモンバランスの変化で自律神経が失調するため
- 精子の侵入や、胎児を母体が異物と判断してアレルギー反応をおこすため
とされています。妊娠4wごろから15wごろまで続くことが多いそうです。でも、これには個人差があり、10wくらいで終わる人もいれば、妊娠後期まで続く人もいたり、まったくつわりを経験しなかったという人もいます。症状も
- 吐きつわり
- 食べつわり
- においつわり
- 眠りつわり など様々です
私の場合は、吐きつわり、食べつわり、においつわりの3コンボでした。ただ、吐くのが苦手なので(嘔吐恐怖症ではなくただ下手なだけです)上手く吐けない時は、吐きそうで吐けない気持ち悪い感覚がとても辛かったです。
そして、何か口に入れていないと吐くので、休憩中や事務仕事中はグミ、飴などが必需品でした。匂いに関しては、犬になったのかな?という位敏感で、家中の消臭剤や芳香剤を片付け、お風呂はシャンプーや沸かしたお湯の匂いがだめなので口呼吸、お米の炊けた匂いを含め料理するのも辛く、しばらくキッチンに立てませんでした。
私のつわりが落ち着いたのは13w頃でした。それまで食べてた物は、グミ、きゅうりの梅肉和え、ブロッコリー。あと、不思議と昼の給食は食べられました。量を減らしてもらっていましたが、食べやすいものを多くしてくれたり果物を大きい物にしてくれたり、優しさが嬉しく「調理師さんが作ってくれてる」「クラスの子たちの前だから」というのもあってか、少し食べることができました。この時期は、平日の給食で栄養を摂っていた状況です。
旦那が元料理人なので、土日に作り置きをしてくれたり、栄養を考えてくれていましたがそれでも妊娠前から5kg減ってしまいました。赤ちゃんに栄養がいってるか不安な気持ちはありましたが、この頃は正直、仕事して帰って寝ることでいっぱいいっぱいの日々でした。病院の先生からも「食べられるものを食べられる量食べてください」と言われていました。
そうは言っても、あまり食べられない期間が長いと赤ちゃんが大きく育つか心配になりますよね。
葉酸のサプリメントで栄養を補おう
つわり中にかぎらず、妊娠中は【葉酸】のサプリメントを摂ることをらおすすめします。詳しくは
でお話してるので良かったら読んでくださいね。


水分も摂れなかったり、辛い時は点滴や入院措置もあるので病院の先生に相談すると良いと思います。
脳貧血
つわりと同じくらい悩まされたのが、この脳貧血でした。脳貧血とは血液を脳に送るために必要な血圧が下がっ てしまうことにより起こるようです。
7w過ぎ頃、仕事が休みの日に1人で近所のスーパーへ行きました。少し胃がモヤモヤするなぁと思いましたが、つわりの症状だと思いながらレジで商品を通してもらっていると突然、ぐわーっと気持ちが悪くなり「これはやばいやつだ!」と思いながら支払いを済ましたところで、目の前が真っ白になりその場にしゃがみ込んでしまいました。
上手く呼吸ができず冷や汗も止まらず「お金は払ったし少ししたら立とう」と思っていると、通りかかった女性が声をかけてくれ店員さんが来てくれました。袋に買ったものを詰めてくれて、フードコートまで肩を貸して頂きました。椅子に座って机に突っ伏し姿勢を低くしていると落ち着いたのでタクシーを呼んで(車で来ていましたが、昼間だったので代行は使えず💦)帰りました。
その後もこの脳貧血と思われる症状が多発しました。体調が良いと思っていても急に立っていられなくなってしまうことがあり、妊娠中は1人で出掛けることができなくなりました。
何度もネットで調べたり、受診した時に先生に相談しましたが、有効な解決策はないようでした。”妊婦だから仕方がない”で解明・解決されないことが多くモヤモヤしますね。
8w5d
風邪で少し前に受診したので2週間ぶりでしたが、この時期は4週に一度の受診が一般的です。
頭、体と大きい丸が2つあり、体の方に小さい丸が4つちょこんと付いているのが見えました。その手足がぴょこぴょこ動いているのが見えました。つわり真っ最中なのと、待ち時間が長く、ぐったりしていたのですが、赤ちゃんの動く姿にとても感動して少し元気が出ました。
つわりが辛いことを伝えると吐き気止めを出してくれました。妊婦でも飲める薬だとはわかっていても、躊躇してしまい、何故か本当に辛い時にしか飲みませんでした。今考えると何でそんな思考に?と思いますね(辛い時はすぐに飲みましょう)
CRL (胎児の頭からお尻までの長さ) 18.4mm
この日、赤ちゃんの大きさから週数を予測してもらい予定日が決まりました。
10w5d
母子健康手帳をもらいました。
病院で案内された書類の通り、事前に保健センターに電話をして母子健康手帳を受け取る日時の予約を取りました。コロナ禍ということもあり、電話で情報を伝えていたので取りに行くとすぐに受け取ることができました。
保健師さんとのお話では、辛いことはないか、協力してくれる人はいるか、など聞かれました。ベビー用品の広告や試供品を大量にもらいました。私は出産後まで放置していましたが、出産した体で生まれた赤ちゃんのお世話をしながら片付けるのはとても大変でした。早めに整理しておけば良かったです。
12w0d
母子手帳をもらったので、婦人科から産科での受診に変わりました。この日は色々検査しています。検査項目は、血液型、不規則抗体、血糖値、甲状腺など…。
CRL 53.1mm BPD (頭の横幅)21.2mm
人間の形に見えてきました。母体の体重は母子手帳をもらってからの管理になるので記録としては、-3.2kgスタートとなっています。
産まれる直前の体重は、妊娠前から+3.7kg、つわりが落ち着いた頃から+6.9kgでした。
BMIが平均の人の体重増加の目安は10〜13kgなのでもう少し増えても良かったのですが、後期になると胃が圧迫されてあまり食べれなかったのです。
グラフ貼る
15w2d
CRL 92.8mm BPD 31.9mm EFW (推定胎児体重) 75g 。母体は妊娠前から-3kg
エコー写真にギリギリ全身が写る位の大きさに成長しました。つわりもだいぶ落ち着いた頃です。
次回
ここまでが妊娠初期の記録です。次回妊娠中期(16w〜27w)頃のお話です。